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肝心要のオイル交換‏

毎日たくさんのアクセスを賜りまして、誠にありがとうございます。

久しぶりの更新ですが、今年の夏はとにかく暑いですねぇ…。XR250などの空冷エンジンにとってはただでさえ過酷な季節なのに、気温がこうも高いと、アイドリングから走り出してものの10分もしないうちに油温も一気に上昇していくのが油温計を見ればよく分かります。

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当方のXR250は2基のオイルクーラーを装備(ドリームトキ・XR400R)していますので幾分油温の上昇は緩やかなのですが、昨年の10月に交換したエンジンオイルはへたりぎみで、エンジン音はもとよりシフトチェンジの入りも悪くなってきたこともあり、このタイミングでエンジンオイルの交換をしました。



大抵のオーナー様はご自身で交換をされていることと思いますが、交換作業のたびにどこまで手間をかけていらっしゃるでしょうか?



当方は毎回オイルフィルターの交換とは別に、フレーム下のオイルストレーナーも点検しています。これはオイルポンプのローターに異物が混入しないよう未然にトラブルを防ぐためセットで作業をしています。ここで捉えられている異物もあるので、その時に付着している物を確認することでエンジン内のコンディションも確認することができます。



作業前にはエンジンオイルを温めて抜き易くしますが、アイドリングで温めるよりも走り帰ってきた後の方が高温なので少し冷めたところで抜いてやれば効率はよろしいかと思います。ただし、火傷には注意しましょう。


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作業の邪魔になるのでアンダーガードを取り外します。ドレン用の穴は開いていますが掃除がてらいつも外します。まずはフレームタンクからオイルを抜いていきます。ここには常に約1リットル程度のオイルが溜まっていますので、抜く時はかなり勢いよく出てきますから、当方はフロントタイヤにかからないよう片手で上手にドレンボルトを抜き取りながらもう一方の手で牛乳パックをドレンに差し込み完全に抜けるまで保持しています。
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次にクランクケース内のオイルを抜きますが、こちらもドレンボルトを抜いた瞬時に牛乳パックで上手く受けながら、ある程度抜けたところで地面に置いてポタポタ垂れる位まで放置します。ある程度垂れ具合が落ち着いてきたら車体を垂直に立てて少し待ち、またスタンド設置面の角度まで車体を傾けてやりますと、残留していたオイルがツーッと出てきます。これを数回繰り返すことでクランクケース内のオイルがほとんど抜けてくれます。
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最後はオイルフィルターカバーを外してフィルターを取り除いた後、当方はこれに加えてクランキングを10回ほどしてオイルパスチューブやオイルポンプ内の残留オイルを吐き出させます。



以上の作業でオイル抜きは完了です。で、ちなみにマニュアル記載の全容量は1.7リットルとなっていますが、抜けたオイルは約1.8リットル程度(実質的には完全に抜け切れませんが、オイルクーラー装着分の容量が増加しています)です。
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案の定、抜いたオイルの汚れ具合もそれなりですが粘度もほとんど無く「サラサラ」の状態です。また、抜いたオイルには特に目立った金属粉も無く良い仕事をしてくれていたようです。



次に、フレーム下のインレットオイルパイプに繋がっている手前のオイルストレーナーを分解して目視確認をします。
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見落ちしがちな個所なのですが、案外重要なところで意外と色々な異物が引っ掛かっていることがあります。今回キャッチされていたモノは、以前から劣化し始めていたジェネレーターコイルのコーティング破片と若干の金属片でした。金属片については一つ一つ確認しましたが、特にエンジンに支障をきたすようなものではありませんでした。
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また、オイルフィルターは昨年のオイル交換時に純正から「PC RACING :FLOオイルフィルター」に交換していましたので、どれだけの効果があったかを検証する良い機会となりました。実際に目視で確認してみますと、確かに純正では拾えないような微細な金属粉をマグネットの作用もあるのでしょう、逃さずキャッチしており十分効果があることを実感できました。また、掃除も内側からパーツクリーナーをまんべんなく吹き付けてやれば付着していた異物は綺麗に取り除けメンテナンス性も良好です。
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全てのドレンボルトパッキンを再使用できるか確認して規定トルクで締め付け、オイルフィルター2ヶ所も元に組み付けた後、周辺に付着した油分をパーツクリーナーで洗浄してから新しいエンジンオイルを注入しますが、当方は必ず100%化学合成のマルチグレードオイルで20W-50を使用しています。油膜は金属と金属の間に薄い皮膜を形成し直接当たり面が触れないよう役割を果たしていますが、その皮膜が切れてしまいますと強い摩擦で短時間でそのあたり面は荒れてしまい磨耗の原因を作ります。空冷エンジンはエンジンオイルの質によって耐久性や寿命に大きく左右しますので、たとえ短いサイクルでも必ずこのことを守ってきたこともあり、当方のXRも17年間エンジントラブルもなく今日に至っているものと考えています。
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エンジンオイルの注入方法はフレームタンク上のオイルフィラキャップ口から注ぎ入れますが、一度に全部は入りませんので、まずは1ℓ注ぎ入れてキャップをしてから一度エンジンを始動させ30秒ぐらいで停止させます。再びキャップを開けますと最初に入れたオイルがクランクケース内に行き渡り、フレームタンクはほとんど空の状態になりますので残りの800mlを注ぎ入れキャップをしてからアイドリングを数分おこない、数百メートル程走行してからエンジンオイルをレベルゲージで確認します。



XRは97年式からオイルポンプが強化されて吐出量が増加しましたが、ドライサンプ方式はアイドリングだけでは適正なオイルレベルは測れません。なので実際に走行することで負荷をかけてオイルレベルを安定させてあげる必要があります。中間から若干上のレベルであれば油量はOKです。



最後に各ドレンやフィルターカバー周辺から漏れがないかを確認して終了です。なお、廃油の処理はお住まいの市町村の指示に従って適正に処分しましょう。



空冷エンジンは「エンジンオイル」が命でありエンジンASSYの寿命を左右する要です。空気でしかエンジンを冷やすことができない分、特に高温になるエンジンヘッド機構をはじめとしてシリンダーやピストン、トランスミッション系統をまんべんなく潤滑させることで摩擦の低減や冷却作用、また密閉効果や防錆効果が得られ、いつまでも愛車と末永く付き合えるための基本的な性能の維持に必要な定期メンテだと考える次第です。
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プロフィール

TWR PRODUCTS

Author:TWR PRODUCTS
初めまして!TWR(Thousand Wave Racing)と申します。
ノーマルを基本としたXR250(MD30)のチューンをしています。あまりお金を掛けずにいじること「チープチューン」をモットーに、いろいろ製作開発しています。個人レベルですが参考になれば幸いです。

自己紹介
根っからのオフロードライダーです!
乗り始めはMTX50から始まりMTX125、CRM250Rと乗り継いで今はホンダ伝統の名車XR250V(97式)を乗って林道、レース、ツーリングといじりまわすに飽き足らず、自分でオリジナルパーツを製作しています。RFVCエンジンやオイル系統ならお任せください!
また、『ヤフオク』をはじめとしてヤフーショッピング・直販サイト・Amazon でも製作品を頒布していますので興味があったらご覧下さい。
モットーは「チープチューン」です。

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