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エンジンコンディションを探るパート2!!

毎日、たくさんのアクセスをいただきまして誠にありがとうございます。



前回は、右クランクケースとエンジンヘッドカバーを外してクラッチやオイルポンプ、カムシャフト及びロッカーアームASSYを見ていきました。


今回はエンジンヘッドを開封して燃焼室やバルブ、ピストンヘッド及びシリンダー内部の状態を確認していきます。




まずはシリンダーヘッドを外して燃焼室の状態を見ます。

燃焼室はカーボンの蓄積はまだ薄くて均等に焼けていることから燃焼状態には問題ないようです。また、EXバルブはそれなりの焼け具合に対してINバルブは思いのほかカーボンの付着が多く感じます。付着している汚れ具合からすると、慣らし運転のためか低速走行が多かったかと察します。また、プラグの焼け具合もちょうど良い感じです。
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バルブASSYを分解して各バルブとポートの状態を確認します。
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INポートは燃料カスの付着が見られ、EXポートはカーボンの蓄積が始まっています。



INポート
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EXポート
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バルブシートは各ポートともカーボンの噛み込みは無くて良いコンディションですが、あたりが薄く感じますので摺合せで修正したいと思います。


ただ、いつも各シリンダーポートを見るたびに思うのですが金型の合わせバリが残っていたり、特に吸気ポート形状の仕上げがよろしくないですねぇ…(後でチープチューンはするのですが)







各バルブの状態です。EXバルブ(手前)はきれいな焼け具合で排気効率には問題ないようですが、INバルブは部分的にカーボンの蓄積が始まっています。また、各バルブフェースもカーボンの噛み込みも無くてきれいなコンディションですが、やはり各フェースのあたり具合が薄く感じます。
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ピストン及びシリンダー内部を見ていきます。


ピストンヘッドは所々にカーボンが薄く付着し始めており、特に左寄りに付着が目立ちますが問題はないようです。
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ピストンを下げてシリンダー内部を見ます。



特に目立つ様な傷ありません。まだ低走行車なのでシリンダーの壁面にはクロスハッチがきれいに刻まれています。
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ピストンやシリンダーはコンディションが良いことから、こちらはピストンヘッドのカーボン除去とシリンダーが規定トルクで固定されているか確認する程度にとどめます。
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次回は、各バルブとシリンダーヘッドのポートへの本格的なチープチューンを施していきます。







今年はこれが最後の更新となります。毎日たくさんのオーナー様からアクセスをいただきまして誠にありがとうございました。



今年は、この’03 XR250R DK というXRレーサーに携われることができましてとても充実した一年でした。来年も皆様のお役に立つ様な内容を定期的に更新していきますので、何卒ご愛好の程よろしくお願い申し上げます。




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エンジンコンディションを探るパート1!

毎日、たくさんのアクセスをいただきまして誠にありがとうございます。



12月に入り、寒さも本格的になりましたが皆様の愛車の調子はいかがでしょうか?
気温もかなり低くなりましたので、始動後の暖機運転はしっかり励行していただき、セーフティーライドで年末を迎えましょう。




さて、モニタリング車両として仲間入りしました ’03 XR250R DK 仕様ですが、外観もさることながら750キロと低走行ということで非常に状態の良い車体をご紹介いたしました。これから本格的な整備を始めるにあたって、まずはエンジンのコンディションがどうなっているのかが大変興味のあるところです。



エンジンに『TWR風チープチューン』を施していくため、分解しながら各パーツのコンディションを確認していきますが、まずは右クランクケースとエンジンヘッドカバーを外してクラッチやオイルポンプ、カムシャフト及びロッカーアームASSYを見ていきます。



まずはエンジン開封の準備のため、エンジンオイルを全て抜き取ります。



抜き取ったオイルの状態ですが、オイル量は中間レベル程はありましたが結構な汚れ具合であり、もしかするとまだ交換していない様にも見受けます。
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フレーム下のオイルスクリーンを見ると、綿毛の様なごみと微量な金属片をキャッチしています。(画像が悪くて分かり難いことをご了承ください)
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オイルフィルターを見ますと、フィルター部分の繊維が型崩れし始めておりフィルター自体が朽ちかけていましたので、このフィルター繊維の一部が先ほどのオイルスクリーンに流れ着いたものと断定できました。
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右ケースカバーを外して目視しましたが、オイルの汚れ具合の割にはオイルスラッジの付着も無く、各パーツとも非常にきれいな状態です。
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クラッチASSYを分解してパーツの状態を見ます。クラッチプレート及びフリクションプレートとも外傷や歪みも無く、再使用に問題ありません。クラッチアウタケースにクラッチセンターとも各プレートの擦れ後はありますが、段差はまだ発生していません。
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ここで、チープチューン1弾目として恒例のクラッチセンタのオイルホール増設を施し、クラッチの潤滑性能向上と熱膨張対策をします。
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次にオイルポンプの内部を点検します。

低走行なので、まだインナーローターやアウターローター自体には特に目立った打痕や傷はありません。再度組立ててポンプが滑らかに作動するか確認をしてクランクケースに戻します。
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クランクケースの底にあるフィルタースクリーンを外して異物の確認をします。

こちらにもフレームスクリーン同様、フィルター繊維の一部と比較的大きい金属片が引っ掛かっていました。この類の異物は、よくオイルポンプ内に吸い込まれてローターにダメージを与えることがありますがスクリーンがうまく拾ってくれていたので運が良かったようです。
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次は、非常に興味のあるエンジンヘッド内部の状態を見ていきます。

まずはカムシャフトの状態ですが、各カムのフェイスともスレや傷も全く無く、表面にはまだあたりが出ていない程の綺麗なコンディションです。またカムシャフトベアリングもガタやゴロツキ感もなく問題ありません。
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ヘッドカバーに装着されているロッカーアームの各フェイスにはあたりが出始めた程度ですが、いずれも綺麗なあたり具合でアームのガタつきやブレも無いことから、こちらはロッカーアームシャフトが規定トルクで締まっているか確認する程度にとどめます。
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次回は、エンジンヘッドを開封して燃焼室やバルブ、ピストンヘッドの状態を確認して本格的なエンジンのチープチューンを施していきます。
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プロフィール

TWR PRODUCTS

Author:TWR PRODUCTS
初めまして!TWR(Thousand Wave Racing)と申します。
ノーマルを基本としたXR250(MD30)のチューンをしています。あまりお金を掛けずにいじること「チープチューン」をモットーに、いろいろ製作開発しています。個人レベルですが参考になれば幸いです。

自己紹介
根っからのオフロードライダーです!
乗り始めはMTX50から始まりMTX125、CRM250Rと乗り継いで今はホンダ伝統の名車XR250V(97式)を乗って林道、レース、ツーリングといじりまわすに飽き足らず、自分でオリジナルパーツを製作しています。RFVCエンジンやオイル系統ならお任せください!
また、『ヤフオク』をはじめとしてヤフーショッピング・直販サイト・Amazon でも製作品を頒布していますので興味があったらご覧下さい。
モットーは「チープチューン」です。

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