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念願のフルセットが登場です!!

毎日たくさんのアクセスを賜りまして、誠にありがとうございます。



TWR として XR230/FTR223/CB223S 純正キャブレター強化セットシリーズを出品して以来、各オーナー様をはじめ、今やプロのバイクショップ様からもご採用いただくようになりまして、当方のモットーである『チープチューン』もご理解いただき、製作者として誠に嬉しく思っており、また既にご採用いただいた各オーナー様におかれましては、所有されている愛車のお役に立てているものと察しております。


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XR230/FTR223/CB223S純正キャブレター強化セット



本セットにつきましては、基本設計の基となっている 『XR250シリーズ純正キャブレター強化セット』 でも 『AIシステムキャンセルセット』 の記事でもご説明させていただいているとおり、AIシステムの除去のみはあくまでも リカバリー的要素 でしかなく、本来のエンジン性能を取り戻すにはキャブレタージェッテイングは基より、クランクケース圧力も含めた根本的なチューンを施さなくては何ら意味はありません。(バックファイヤーの低減やパワーアップに繋がると言ったうたい文句は何も根拠はありません)














当方としても、この件については懸案事項として対策を講じなくてはならないと感じ、本セットに専用設計のAIシリンダーホールキャップをセットにした、フルセットをこのたびリリースすることになりました。

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XR230/FTR223/CB223S純正キャブレター強化フルセット



今までは、AIキャンセル済みのオーナー様を対象としたセット内容といたしておりましたが、「セットにAIキャンセルキャップも付属して欲しい」、「XR250同様にFTRやXR230にもAIキャンセルキャップを取り扱って欲しい」というご要望も多数お寄せいただきましたこともあり、これからAIキャンセルされるオーナー様にもご対応するべく今回の運びと相成りました。








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既に出品させていただいておりますが、早速ながらアクセスとウォッチも多数いただいている状況でございます。


当面は数量限定となりますが、各オーナー様のご要望に応じまして本格的に定番強化セットとしてラインナップしていく予定です。


これから本格的なバイクシーズンが訪れますが、ご興味のあるオーナー様は是非ご検討いただきましてMD33(E)搭載シリーズエンジンの醍醐味を味わっていただきたいと思います。




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エンジンコンディションを探るパート3!!

毎日、たくさんのアクセスをいただきまして誠にありがとうございます。


今年に入って何かと忙しく、更新が全くできないまま今日に至ってしましました…

物事の例えで 1月(行く)、2月(逃げる)、3月(去る)と言いますが、今年はまさにそのとおりであっという間に3ヵ月が経ち、時間だけが刻々と過ぎている感じです…


では、さっそく本題に入ります。前回まではエンジンヘッドを開封して燃焼室やバルブ、ピストンヘッド及びシリンダー内部の状態を確認していきました。


今回は、各バルブとシリンダーヘッド及びポートへの本格的なチープチューンを施していきます。




まずはシリンダーヘッドとバルブを洗浄して現在の状態を確認します。

燃焼室のカーボン蓄積は薄かったので綺麗に落ちましたが、各ポートは思いのほかカーボンが頑固に付着していたので本洗浄後に各ポートのみワイヤーブラシを駆使して取り除きました。また、EXバルブ、INバルブとも本洗浄でひとまず綺麗になりました。






シリンダーヘッドASSYの状態

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INポート、EXポートとも製造時にできる鋳造金型の合わせ面が非常に目立つのと、特にINポートの開口形状が均等でないのがXRシリーズの特徴であり、左右のポート形状(特に入口付近)が揃っていないことやポートを分ける中央部のリブも決して良い形ではなく、これが吸排気の妨げにもなっているのです。

左右の形状が揃うように削り込みながら鏡面仕上げをしていきます。また、吸気抵抗になりそうなリブの形状も合わせて修正します。


INポート修正前
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INポート修正後
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EXポート修正前
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EXポート修正中
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EXポート修正後
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各バルブの状態は、いずれもコンディションは良好なのですが、ポート同様に鏡面仕上げを施して吸排気の効率化を図ります。また、各バルブフェースはあたり具合が薄く感じますのでポリッシュ後にバルブシートを摺合せして気密性を高めます。



画像上:バルブ修正前
画像下:バルブ修正後
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画像上:バルブ修正前
画像下:バルブ修正後
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鏡面仕上げは、バルブガイドから出る部分のみ研磨します。また、バルブ底部にある刻印も抵抗にならないよう削り込んで仕上げました。





次に各ポートごとのバルブをバルブシートに馴染ませるため、タコ棒と専用コンパウンドを使って丁寧に摺合せていきます。低走行車ではありますが、やはりバルブフェースのあたりがいずれも薄いので、純正出荷状態のままでは燃焼室の気密性は期待できません。なので、ここはきっちりと作業工程を進めます。ただ、いつもながら思うのですが、この作業は単調でとても地味なのが少々退屈に感じるのですが、後の仕上がり具合に影響が出ますから気を抜かずに集中して確実にこなしていきます。



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竹とんぼを回し飛ばすような要領で、シートにあてながら擦り合わせるという複合技を必要としますが、久しぶりなので最初はおぼつかずタコ棒が思うように操作できずイライラしてしまいました…





完成したバルブとシートをよく洗浄して各ポートに収めた後、気密性を確認するために定番の燃焼室に灯油を満たしてから1時間程度放置して、各ポートから滲みや漏れがないかを確認します。

先の作業工程の効果もあって、漏れ滲みも無く無事に摺合せ作業は完了しました!(燃焼室の灯油が減っていたらどうしようと内心気になってしまい、他の作業をしながらも集中できない小心者であります…)

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最後はピストンです。


当初はシリンダーも外そうと思っていましたが、ピストンヘッドはカーボンが薄く付着しているだけであり、シリンダー内壁も現状では問題ないので上死点まで上げてピストンヘッドのカーボンのみを除去しました。
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ピストンヘッドは盛り上がった形状でレーサー特有のハイコンプレッシション仕様です。



次回は、シリンダーヘッドASSYと強化カムチェーンテンショナー及びクラッチASSYを組付けます。



今年も皆様のお役に立つ様な内容を定期的に更新していきますので、何卒ご愛好の程よろしくお願い申し上げます。
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エンジンコンディションを探るパート2!!

毎日、たくさんのアクセスをいただきまして誠にありがとうございます。



前回は、右クランクケースとエンジンヘッドカバーを外してクラッチやオイルポンプ、カムシャフト及びロッカーアームASSYを見ていきました。


今回はエンジンヘッドを開封して燃焼室やバルブ、ピストンヘッド及びシリンダー内部の状態を確認していきます。




まずはシリンダーヘッドを外して燃焼室の状態を見ます。

燃焼室はカーボンの蓄積はまだ薄くて均等に焼けていることから燃焼状態には問題ないようです。また、EXバルブはそれなりの焼け具合に対してINバルブは思いのほかカーボンの付着が多く感じます。付着している汚れ具合からすると、慣らし運転のためか低速走行が多かったかと察します。また、プラグの焼け具合もちょうど良い感じです。
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バルブASSYを分解して各バルブとポートの状態を確認します。
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INポートは燃料カスの付着が見られ、EXポートはカーボンの蓄積が始まっています。



INポート
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EXポート
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バルブシートは各ポートともカーボンの噛み込みは無くて良いコンディションですが、あたりが薄く感じますので摺合せで修正したいと思います。


ただ、いつも各シリンダーポートを見るたびに思うのですが金型の合わせバリが残っていたり、特に吸気ポート形状の仕上げがよろしくないですねぇ…(後でチープチューンはするのですが)







各バルブの状態です。EXバルブ(手前)はきれいな焼け具合で排気効率には問題ないようですが、INバルブは部分的にカーボンの蓄積が始まっています。また、各バルブフェースもカーボンの噛み込みも無くてきれいなコンディションですが、やはり各フェースのあたり具合が薄く感じます。
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ピストン及びシリンダー内部を見ていきます。


ピストンヘッドは所々にカーボンが薄く付着し始めており、特に左寄りに付着が目立ちますが問題はないようです。
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ピストンを下げてシリンダー内部を見ます。



特に目立つ様な傷ありません。まだ低走行車なのでシリンダーの壁面にはクロスハッチがきれいに刻まれています。
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ピストンやシリンダーはコンディションが良いことから、こちらはピストンヘッドのカーボン除去とシリンダーが規定トルクで固定されているか確認する程度にとどめます。
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次回は、各バルブとシリンダーヘッドのポートへの本格的なチープチューンを施していきます。







今年はこれが最後の更新となります。毎日たくさんのオーナー様からアクセスをいただきまして誠にありがとうございました。



今年は、この’03 XR250R DK というXRレーサーに携われることができましてとても充実した一年でした。来年も皆様のお役に立つ様な内容を定期的に更新していきますので、何卒ご愛好の程よろしくお願い申し上げます。




エンジンコンディションを探るパート1!

毎日、たくさんのアクセスをいただきまして誠にありがとうございます。



12月に入り、寒さも本格的になりましたが皆様の愛車の調子はいかがでしょうか?
気温もかなり低くなりましたので、始動後の暖機運転はしっかり励行していただき、セーフティーライドで年末を迎えましょう。




さて、モニタリング車両として仲間入りしました ’03 XR250R DK 仕様ですが、外観もさることながら750キロと低走行ということで非常に状態の良い車体をご紹介いたしました。これから本格的な整備を始めるにあたって、まずはエンジンのコンディションがどうなっているのかが大変興味のあるところです。



エンジンに『TWR風チープチューン』を施していくため、分解しながら各パーツのコンディションを確認していきますが、まずは右クランクケースとエンジンヘッドカバーを外してクラッチやオイルポンプ、カムシャフト及びロッカーアームASSYを見ていきます。



まずはエンジン開封の準備のため、エンジンオイルを全て抜き取ります。



抜き取ったオイルの状態ですが、オイル量は中間レベル程はありましたが結構な汚れ具合であり、もしかするとまだ交換していない様にも見受けます。
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フレーム下のオイルスクリーンを見ると、綿毛の様なごみと微量な金属片をキャッチしています。(画像が悪くて分かり難いことをご了承ください)
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オイルフィルターを見ますと、フィルター部分の繊維が型崩れし始めておりフィルター自体が朽ちかけていましたので、このフィルター繊維の一部が先ほどのオイルスクリーンに流れ着いたものと断定できました。
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右ケースカバーを外して目視しましたが、オイルの汚れ具合の割にはオイルスラッジの付着も無く、各パーツとも非常にきれいな状態です。
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クラッチASSYを分解してパーツの状態を見ます。クラッチプレート及びフリクションプレートとも外傷や歪みも無く、再使用に問題ありません。クラッチアウタケースにクラッチセンターとも各プレートの擦れ後はありますが、段差はまだ発生していません。
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ここで、チープチューン1弾目として恒例のクラッチセンタのオイルホール増設を施し、クラッチの潤滑性能向上と熱膨張対策をします。
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次にオイルポンプの内部を点検します。

低走行なので、まだインナーローターやアウターローター自体には特に目立った打痕や傷はありません。再度組立ててポンプが滑らかに作動するか確認をしてクランクケースに戻します。
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クランクケースの底にあるフィルタースクリーンを外して異物の確認をします。

こちらにもフレームスクリーン同様、フィルター繊維の一部と比較的大きい金属片が引っ掛かっていました。この類の異物は、よくオイルポンプ内に吸い込まれてローターにダメージを与えることがありますがスクリーンがうまく拾ってくれていたので運が良かったようです。
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次は、非常に興味のあるエンジンヘッド内部の状態を見ていきます。

まずはカムシャフトの状態ですが、各カムのフェイスともスレや傷も全く無く、表面にはまだあたりが出ていない程の綺麗なコンディションです。またカムシャフトベアリングもガタやゴロツキ感もなく問題ありません。
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ヘッドカバーに装着されているロッカーアームの各フェイスにはあたりが出始めた程度ですが、いずれも綺麗なあたり具合でアームのガタつきやブレも無いことから、こちらはロッカーアームシャフトが規定トルクで締まっているか確認する程度にとどめます。
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次回は、エンジンヘッドを開封して燃焼室やバルブ、ピストンヘッドの状態を確認して本格的なエンジンのチープチューンを施していきます。
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ニューフェイスのお披露目です!!

毎日たくさんのアクセスを賜りまして、誠にありがとうございます。


前回記事でも予告いたしましたが、TWRにニューフェイスが加わることになりました。



親類から一任され9月から物色していましたところ、ヤフオクに出品されていた車両に目がとまりました。業者の出品だったこともあり画像や動画等の詳細資料が豊富で、現物確認をしなくても十分な判断材料があり、画像を1枚1枚拡大してポイントを細かくチェックしながら質問をして的確な回答、確証が得れたので入札のうえ無事落札できました。











それは  03’XR250R DK です。
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輸送引取り時直後のXR250R。手ぐすね引いて待っていました。

クランキングはしっかりしており、圧縮上死点を探すのは容易でキックの踏み下ろしはスムーズです。エンジンを始動してアイドリングで少し様子を見ましたが、エンジン回転にバラツキがありアイドリングに一定感がなく、アイドルスクリューを調整。数回スナッピングをして落ち着きを戻しましたが、何となくエンジン回転に硬さがある印象を受けます。


ガレージまで13キロほど自走しましたが、マフラーがフルパワー仕様のためXRらしい勇ましいサウンドですが、排気音が半端なく大きいのと走行距離が浅い都合、ガレージまでの移動中はエンジン回転を引っぱらずに様子を見ながら走行。操安性はさすがにレーサーだけあって非常に軽さを感じます。


シフトフィーリングはカッチリした歯切れの良いタッチで、クラッチ操作も問題ありません。


750kmと年式の割りには極端に少ない走行距離だったので、まずメーターの信憑性を疑いましたが、出品時の詳細画像にあったメーター本体や装着タイヤの種類とタイヤの摩耗具合で問題ないと確信しました。具体的にはDK仕様の搭載メーターの場合、国内デジタルメーター以降のXRと同型ですが、文字盤とウォーニングランプに特徴があり、ウォーニングランプの表示は「TURN」と「HIGIBEAM」のみの表示です。また、オドメーターのつまみは固定されている都合、メーター本体の分解ができないため積算距離の戻しによる改ざんも心配ありません。
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DK仕様特有のメーターASSY。このレーサーにはイグニションキーが追加装備されています。






タイヤはこれもDK仕様にしか純正装着されていないBSのモトクロスタイヤで、ブロックパターンから製品の種類が判別でき、新車当時のまま装着されているもので走行していたことが分かりました。減り具合も前後とも9分山程度であること、これに付け加えるとエキパイの焼け具合から見ても走行距離を勘案すれば一致します。
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次に肝心のフレーム番号とエンジン号機の適合ですが、フレーム番号「JH2ME08983M250***」、エンジン号機「ME08E240***」という打刻であり、パーツリストのシリアルナンバー適合表による照合で一致しましたが、念のため搭載キャブレターの記号番号も合わせて確認できたことにより、逆車によくあるフレームやエンジンの載せ換えなどの不適合な点はありませんでした。
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輸出仕様車の証であるコーションラベル






また、DK仕様の特徴であるヘッドライトや左ハンドルスイッチの形状にハンドルロックの装備、装着チェーンの種類(DID520VC5)やマフラーディフューザーなども間違いなく、全てオリジナル車体であることが分かりました。
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使用状況も、外装パーツの状態にフレームサイドやクランクケースの塗装も非常に綺麗で転倒傷も無く、オフロード未走行車体に見受けられます。
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細かく見ると保存状態は非常に良いのですが、インナーフォーク上部に薄い赤錆やマフラー上部に白い点錆が目立ちます。多分に屋外でシートカバーを被せた保管だったのではないかと想像します。しかし、磨けば十分修正でき何ら問題ありません。フォークブーツ内のコンディションは非常に綺麗で、インナーフォークのメッキ肌にはストローク時の縦傷は一切見当たりません。前後サスペンションの作動は、まだ若干ながらもぎこちなさを感じます。
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エンジンヘッドやシリンダー、ブレーキキャリパーやマスターシリンダー類の無塗装アルミ鋳造パーツによく出る白い粉吹錆は全く見当たらず、フォークブーツやエンジンヘッド、リアダンパー等に微粒な埃が付着している程度です。また、とても気になっていたフレーム及びエンジン下部のコンディションは完璧で、飛び石による傷や打痕は一切見受けられませんでした。
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唯一、経年劣化のためエアクリーナーエレメントのスポンジが朽ちている状況ですが、年数から考えると消耗品としての交換時期は超えていますのでやむをえないでしょう。
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価格についても、コンディションが良くていじられた形跡の無いオリジナルXR250Rとしては、「破格」の値段で落札できたと思っています。落札金額からすると現行車種ではCRF250Lが買える金額ですが、何故今更ながらXRなのかというと、それは『純粋なオフロードレーサーバイク』だからです。



空冷ながらもホンダ伝統のRFVCエンジンで、耐久性はBAJA1000など有名デザートレースでの活躍はもとより、世界での販売実績数が何よりもの証拠だと思います。今のオフロードバイクはいわゆる「デュアルパーパス」という位置づけであり、生産コストの都合メーカーもやむをえないのでしょうが、サスストロークは短くて減衰調整機構は省略され、吸気装置も「インジェクター」方式ですから自動補正してくれるのでメンテナンスフリーという長所もありますが、単純にエキパイやマフラーを交換しても本来の性能も発揮しないでしょう。やはり、自己流のカスタムを施して乗り味を変えたり本物志向で本気でオフロードやツーリングを楽しく走りたい、いつまでも末永く付き合いたいというのであれば、国内外仕様を問わず『XRシリーズ』しかないと言っても過言ではないと思います。(2ST同様、排ガス規制の関係で後付AIシステムでは対応できないので、もう二度とXRのような真のオフロードバイクが登場することはないでしょう…)
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事実、生産終了してから輸出仕様で9年、国内仕様で4年経過した現在でもXRシリーズは大変人気のあるオフロードバイクであり、中古車でも年式や程度にもよりますが、結構な金額で販売されているということ、販売価格が落ちないのは引き合いのある揺るぎない証拠です。
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手始めはエンジンASSYのコンディション状態からじっくり確認してTWR風チープチューンを施していきたいと思いますが、メンテやチューンの状況は随時UPしていきます。




今回は納車から登録手続き、整備まで当方が全て受け持つこと、モニタリング車両としても参加することで、当方といたしましてもレーサーXRを2台も携われることができると思うと、とても嬉しい限りでございます。





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当方MD30を含めて記念撮影。3台のXR250が並ぶと結構迫力があります!





できるだけオリジナルの形で所有したいという意向もあり、特徴を損なわない『チープチューンカスタム』をこれから施していきたいと思いますが、メンテやカスタムにつきましてはこれから随時ご報告していきたいと存じますので、是非ご期待ください。




プロフィール

TWR PRODUCTS

Author:TWR PRODUCTS
初めまして!TWR(Thousand Wave Racing)と申します。
ノーマルを基本としたXR250(MD30)のチューンをしています。あまりお金を掛けずにいじること「チープチューン」をモットーに、いろいろ製作開発しています。個人レベルですが参考になれば幸いです。

自己紹介
根っからのオフロードライダーです!
乗り始めはMTX50から始まりMTX125、CRM250Rと乗り継いで今はホンダ伝統の名車XR250V(97式)を乗って林道、レース、ツーリングといじりまわすに飽き足らず、自分でオリジナルパーツを製作しています。RFVCエンジンやオイル系統ならお任せください!
また、『ヤフオク』をはじめとしてヤフーショッピング・直販サイト・Amazon でも製作品を頒布していますので興味があったらご覧下さい。
モットーは「チープチューン」です。

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